メッセージ
M.Iさん
出身地:千葉県佐倉市
“一緒に頑張ろう”に惹かれて
大学で開催された企業説明会で、はじめて小山記念病院を知りました。多くの企業や病院が“こんな魅力があります”“こんなことを頑張っています”・・・と自分たちの良さしか話さない中、花香さん(薬剤部長)は「まだ当院は発展途上の病院。薬剤師の人員不足で、やりたいことができていない状況です。一緒に頑張ってくれる人に来てもらえたら嬉しい。」と話されていました。私は“一緒に頑張る”というところに惹かれ“この人のもとで働きたい。”と思い、入職に至りました。
現在担当している脳神経外科・循環器科は、生命に直結するハイリスク薬を数多く取り扱うため、日々、責任の大きさを感じながら服薬指導を行っています。最初は失語で喋れなかった患者さんが、退院時にはペラペラ喋っていたり・・・患者さんの経過を見れることは薬剤師としてもやりがいだと感じています。
お互いさまの気持ちと向上心がある職場
当科の魅力は「スタッフ一人ひとりが全員のことを考えて動いている」ことです。各々が自分の担当業務をもっていますが、滞っている業務があったり、人手が足りていない業務があれば、臨機応変にフォローに入り、全員で協力し合って業務を行っています。忙しい毎日ですが、「お互いさま」の気持ちで、助け合える関係性がある職場です。
そして、「やりたいこと、興味があることにチャレンジできる環境がある」ことも若手の薬剤師にとっては魅力ではないでしょうか。大きな病院だと、年功序列の考えや自分の担当業務以外はやらせてもらえないこともあるようですが、当科は「興味のあることはどんどんやろう!」という方針なので、自分がやりたいことにも積極的にチャレンジできます。このような環境があるからこそ、資格取得やチーム医療への参画、薬薬連携など、幅広い視点をもちながら向上心をもって成長できるのだと思います。
産科領域特有の不安や悩みを解決したい
友人がバセドウ病になり、「薬を飲みながら、妊娠できるのかな。」と相談されたことがきっかけで、産科領域に興味をもちました。また、妊娠中の喘息患者さんが喘息の悪化で入院したためお話を伺うと「ステロイドは赤ちゃんに影響があるから。」という理由で処方された吸入薬を使用していないと判明したことがあります。赤ちゃんには影響のない薬だったにも関わらず、妊婦さん自身が薬の必要性と安全性を理解していないと、治療に影響を及ぼしてしまうことを目の当たりにしました。
妊娠を考えている方や妊婦さん、授乳婦さんの不安や悩みを解決したいと思い、将来的には「妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師」を取得し、産科医師や助産師とともに「妊娠と薬相談外来」を立ち上げ、カウンセリングを行いたいと考えています。
〈愛犬とたわむれる〉
千葉の実家へ帰り、愛犬のポメラニアンとたわむれることが気分転換になります。
〈お笑いを観る〉
YouTubeでお笑いを見ています。
お笑いを見に都内へ行くこともあります。
休日の過ごし方
※メッセージの内容は、2020年当時のものです。
取材当時から5年後
認定取得しました!
目指していた「妊婦授乳婦薬物療法認定薬剤師」を取得しました!産婦人科病棟の担当薬剤師として充実した毎日を過ごしています。今後は小児領域の勉強をしていこうかと思っているところです。