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薬剤部を知る

薬剤部長あいさつ

「地域に貢献したい」その想いを当院で実現しましょう

小山記念病院のある茨城県の鹿行(ろっこう)二次医療圏は、医療者の数が全国でも少ない反面、臨海工場地帯を臨む活気ある地域です。病院がある鹿嶋市や隣接する神栖市の出生率は高く、地域の医療ニーズは25万人規模に達しています。そうした背景の下、当院のアクティビティも年々高まりも見せており、救急車の受け入れ台数は3,500台超/年となるなど、超急性期病院の様相を呈しています。脳神経外科、循環器内科には救急隊とのホットラインがあり、急性期患者にはtPA(脳梗塞治療薬)を用いたり、心筋梗塞や脳梗塞患者へのカテーテル治療をおこなったり、救急病院としての地域での責任は年々大きくなっています。これに合わせて、薬剤師業務も多様化・複雑化しています。緊急での対応を必要とされる場面も多く、いわゆる「忙しい」病院薬剤部だと思います。とは言え、その分日々の業務で学べることは多く、今では認定・専門薬剤師は延べ14名まで増えました。地域の急性期患者を一手に引き受けている当院で、「地域に根差した医療」を共に発展させましょう。

 

​〈 教育・キャリアプラン〉

当院の薬剤師には早くから成長のチャンスが巡ってきます。新卒者には、専用のプログラムを組んで体系的に教育しています。早ければ半年程度で病棟に行き、病棟薬剤業務・服薬指導に取り組めます。新卒者1人に複数の先輩薬剤師が教育係につくことで、一人ひとりの習熟度を正しく評価できるからです。また、各種認定薬剤師の取得も、最短5年での実現を目指しており、その支援も惜しみません。

​〈 ワークライフバランス 〉

当院の看護部はワークライフバランス向上の取り組みが評価され、看護団体から表彰されていますが、その姿勢は病院全体に浸透しています。薬剤師も土日休みや時短勤務はもちろん、通勤に時間にかかる場合には早出を免除するなど、それぞれ今の状況に応じて柔軟な働き方をしています。

 

〈 わたしたちの想い 〉

薬剤部のメンバーは30代前後と若手が多く男女数も半々。「地域医療に貢献したい」という思いが共通しているので、プロジェクトチームの活動や学会参加など、皆が意識高く働いています。やる気のある薬剤師にとって、間違いなく、圧倒的に働きがいのある病院です。

 

小山記念病院 薬剤部長

花香 淳一

薬剤部長 プロフィール

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小山記念病院 薬剤部長

花香 淳一
  • 2008年4月より小山記念病院勤務

  • 2013年:国立がん研究センター東病院 がん薬物療法認定薬剤師研修修了

  • 2013年10月:日本病院薬剤師会認定 がん薬物療法認定薬剤師

  • 2015年4月:日本臨床腫瘍薬学会認定 外来がん治療認定薬剤師

  • 2020年1月:日本医療薬学会認定 医療薬学専門薬剤師

  • 2022年10月:日本臨床腫瘍薬学会認定 外来がん治療専門薬剤師

  • 2023年1月:日本病院薬剤師会認定 がん薬物療法専門薬剤師

  • 2024年1月:日本医療薬学会認定 医療薬学指導薬剤師

  • 2024年4月より国際医療福祉大学大学院 薬学研究科博士課程 医療・生命薬学専攻 在籍中

所属学会等

  • 日本医療薬学会

  • 日本臨床腫瘍学会

  • 日本臨床腫瘍薬学会 (理事 兼 メ ーリングリスト運営委員会 委員長)

  • 日本癌治療学会

  • 日本乳癌学会

  • 日本がん薬剤学会

  • 抗がん剤曝露対策協議会

  • 日本がん支持療法研究グループ

  • 日本化学療法学会

  • 日本病院薬剤師会

  • 日本薬剤師会

  • 茨城県病院薬剤師会 理事(認定・専門薬剤師委員会 がん部会長)

筆頭論文

  • 高齢進行大腸がん患者に対するFOLFOX療法/FOLFIRI療法施行時のAprepitantの 有効 性の検討 (癌と化学療法第43巻,第5号2016年5月) 

  • 2型糖尿病併存乳癌患者に対するweekly paclitaxel 療法施行時の制吐指示療法の検討 (乳癌の臨床 第31巻,第5号2016年11月) 

  • 乳がん化学療法施行患者に対する医師診察前薬剤師面談の効果 (癌 と化学療法 第 47巻, 第8号 2020年8月)花香 淳一,藤田 知之ほか

  • Nivolumabが著効した切除不能進行胃癌の1例(癌と化学療法 第48巻,第9号,2021年9月)花香淳一,橋本真治ほか

共著論文

  • 直腸癌術後多発肝・月市・リンパ節転移対してFOLFOX4+Bevacizumabが著効した1例 (癌と化学療法 第42巻,第13号 2015年)高橋 真治,花香 淳一ほか

  • S状結lll癌術後の多発肺転移に対してS-1が著効した1例 (癌と化学療法 第45巻,第1号 2018年1月)高橋 真治,花香 淳一ほか

  • S-1とステント留置術により長期生存が得られている切除不能進行胃癌の1例 (癌と化学療 法 第46巻,第6号 2019年6月)高橋 真治,花香 淳一ほか

  • Weekly PaclltaxelとRamucirumabが著効した切除不能進行胃癌の1例 (癌と化学療法 第 46巻,第 6号 2019年 6月 )高橋 真治,花香 淳一ほか

  • 横行結腸癌術後の腹腔内播種結節に対してmFOLFOX6+Bevacizumabが 著効した1例(癌と化学療法 第47巻,第7号 2020年 7月 )高橋 真治,花香 淳一ほか

  • Nivolumabが切除不能進行胃癌の肺転移に著効した1例(癌と化学療法 第49巻,第11号,2022年11月) 高橋 真治,花香 淳一ほか

その他認定等

  • 日本病院薬剤師会 認定指導薬剤師

  • 日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師

  • 日本薬剤師研修センター認定薬剤師

  • 日本病院薬剤師会 生涯研修履修認定

  • 認定実務実習指導薬剤師

  • 全日本病院協会認定 病院管理士 (認定番号 :No 674)

  • 全日本病院協会認定 医療安全管理者

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